certFlow
SSL証明書の更新を自動化。
導入前
導入前は更新作業に毎年60日も。
2020年にサーバ証明書の有効期限が1年に短縮されたことで、毎年の更新作業が担当者の大きな負担となっていました。また、セキュリティを担保する観点からも、webシステムのSSL化は必須であることから、どうにかして業務の効率化を検討する必要があると常々感じていました。この点が導入を検討することになった大きなきっかけです。 本学は、教育研究システム(Armo)、事務系システム(K’sLife)、ネットワーク(KIND)の三大基幹システムを管理・運用しており、各システムでUPKIの証明書を62台のサーバに適応して運用しています。サーバ1台につき更新作業に約1日程度の時間を有するため、全てのサーバの更新作業を終えるのに毎年60日ほど要していました。台数が多いことで、更新作業として「UPKIによる証明書の取得」「担当者との調整」「学内への広報」など様々な過程を踏まなければならない上に、各サーバごとに証明書の取得時期がバラバラということもあり、実際はもっと手間と時間を要していたと思います。 また、人事異動もあるため、更新作業を行なっていた担当者が別の部署へ異動となることも少なくなく、新たに配属された職員のスキル定着にも時間を要していました。