学校教育向けのICT利活用を支援する、チエル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:川居睦)は、弊社100%子会社の株式会社コラボレーションシステム(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:柏田 稔,以下、「コラボ社」という)より2021年3月15日にMicrosoft Teams (以下、「Teams」という)を使ったオンライン授業のチーム編成を支援するシステム 「 チームシンク for Microsoft Teams(チームシンク®)」(以下、「本製品」という)を発売することを発表いたします。
開発の背景
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、多くの大学で、Teamsを使ったオンライン授業がはじまっていますが、大学の膨大な数の授業をTeamsへ作成し、正確に履修者を登録することは、教職員の方々、システム管理者の方々の負担になっているという多くの声をいただいております。コラボ社は、このような声を受け、Teamsのチーム編成を支援する本製品を新たに発売することといたしました。
本製品の特長
本製品には、教務システムと連携し、①自動的なチームの編成機能、②手動での編成機能、③年度処理(アーカイブ/復元機能)、などオンライン授業の運用に必要な機能を実装します。また、これらの機能は先生方が自身の担当する授業に対して実行可能で、管理者に負担が偏らないよう設計にしています。また、2021年9月に予定しているアップデートでは④LMS(学習管理システム)との連携も予定しており、更に活用の幅が広がります。
①自動的なチームの編成機能
教務システムからCSVファイルを受信し、本製品が自動的にTeams内でチームを作成します。履修確定期間中などで履修者に変更が発生する間でも、夜間に差分を同期し、最新のメンバーでチームを運用することが可能です。
②手動での編成機能
本製品に先生がログインし、手動でチームを作成したり、CSVファイルを使ってチーム編成することが可能です。複数の担当授業を一つのチームとしたい時に便利なチームの連結操作も可能です。
③年度処理(チームのアーカイブ/復元)
年度が変わった際などにチームを選択してアーカイブ、アーカイブからの復元が可能です。この復元は次年度のチームで使う教材などを前年度のチームから取り出したい時などにも利用出来ます。アーカイブされたチームはTeams上でメンバー(学生)からは表示されなくなります。なおログイン時は使い慣れたMicrosoft 365の認証画面が表示されます(Microsoft 365のID/Passwordを入力)
日本マイクロソフト株式会社からのエンドースメント
日本マイクロソフトは、この度株式会社コラボレーションシステム様のチームシンク®のリリースを心より歓迎いたします。コロナ禍においてオンライン授業の需要が高まる中、教務システムとMicrosoft Teamsとの連携により教職員の方々の負担となっていた膨大な履修登録者情報の管理負荷を軽減することが可能となります。今後も日本マイクロソフトは、株式会社コラボレーションシステム様との強力な連携を通じて、お客様の働き方改革の推進をサポートしてまいります。
日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部 ISVビジネス統括本部長
野中 智史
以上